ロンドンの日常

ロンドン在住の私が、日常で役立つ情報、happyになれる考え方をシェアしていけたらと思います。

アジア人差別?

今日バスに乗っていたら、アフリカ系の人が隣に乗ってきて、あなたを見かけたからこのバスに乗りました、と言われた。
その後ずっと、訛りのキツめな(むしろ他の言語も混ざっていた) 英語で口説かれた。
なぜか£10もくれた。

なんでやねんって聞いたらbecause I love youと言われた。

今あったばかりなのに好きって、見た目でしかジャッジされていない。。と思った。

そして、口説かれた内容が、僕はChineseが好きだから、というものだった。
どれほど中国語を学んだか、知り合いに中国人と結婚した人がいて、生まれた赤ちゃんがどれほどかわいいか、写真を見せながら力説された。


出身地を聞かれて日本と答えたのに、中国の一部の地域とでも理解しているのか、中国人として口説いてくるのが、なぜかよくわからなかった。
彼は本当に私と連絡を取り合いたいらしく、本当に好意を抱いているだけなのに、とにかくRacismを感じてしまった。
嫌気がさしてさっさとバスを降りた。

私がロンドンに生活しているにあたり、あまり差別を感じることはない。
しかし、アジア人全般が好きだから声をかけてくる男性にはたくさん出会って、その度にとても嫌気がさした。
アジアの女の子なら誰でもいいんでしょ?と思ってしまうから。


向こうは話すきっかけが欲しくて、色々口説いているだけなのだろう。
好意を持ってくれることは、ありがたいことでもある。何もないよりも、自信につながる面もゼロといえば嘘になるだろう。彼氏と別れたばかりの頃は特に、こんなにナンパされるのだから私も捨てたものじゃないと思えたこともある。

相手にしなければいい話である。私も基本的にはスルーしている。相手も当たって砕けろの精神なのだろうと思う。
でもすごくナンパの仕方が強引なのだ。

いつかはされなくなるのだろうし、私モテるんだなーという気分を楽しめばいいのだろうか。

それでも、急にナンパして口説いてくるのには本当に嫌気がさす。
どれほど内面を好きになったかを力説してほしい。
見た目はいずれ色褪せていくと知ってほしい。
そして私に飽きたときに他の女の人のところへ、すぐ行ってしまうのだろうと、安易に予想できてしまうではないか。

そんなことはないという信頼関係を築いていても、彼氏彼女としての期間が長くとも、たとえ結婚していようと、いつも100%信頼することは難しいというのに。
時々、もう飽きられているのではないか、こんなことも知らないんだなって思われているのではないか、って不安になってしまうのだ。
それでも好きだと思ってくれているだろうし、私自身も自分と相手をゆるく全て受け入れているから、きっと大丈夫だと思えている。
でも、そんな風に思えたのは今の彼氏が初めてだ。

今後も、もしかしたら終わりが来るのかもしれない。
でも、元彼と別れた時のように、どれほど悲しみに暮れようと、時間が全てを押し流してくれて、一番自然なところへ行き着くようになっているのだ。
だから、私が別れを選択しない限り、きっと大丈夫。
今の彼氏といることが一番幸せだとわかっているから、きっと大丈夫。


ナンパされて不快だった話から、時々感じるおそれまで、話が飛んでしまったが、書いていてホッとしたし、きっと同じこと思っている人はいっぱいいるだろう。今正直何かに書かされているような感覚を感じている。
指が勝手に動いていくような。世界中の感情が、私に、これを書かせようとしてくれているような。
時々そういう感覚に陥る。だから、書くことをやめられないし、こういうときにたくさん書き留めておきたい。


オーペアについて。

私は搾取されたのだろうか。
私は移民だから、立場の弱いイギリスで生きていくことに少し疲れている。
保険に入りビザを更新するだけで40万円ほどかかり、
ビザの期限のせいでapplyできる仕事も制限されて、英語が達者じゃないから言いくるめられた感も、オーペアではあって。
まあ家族だからね、、

それはいいとして。
彼氏が本当に可哀想だと言った
そう言われた時どれほど自分が今不利な立場にあるのかを知った気がした。

今まで普通だと思っていたけれど受け入れ難く感じた。
どうして今就活しているんだろう。
どうしてここで生きていくんだろう。
何しているんだろう。
インスタを見る限り、社会人3年目の人たちは明らかに豊かな生活をしている。でもそれは私が望んだものなのだろうか。
贅沢をして、買い物をして、カフェにたくさん行って、豪華なレストランに行って、時々ブランドものを載せている人たち。

自分にもあり得た世界。
でも、どうにもそこに自分の幸せを見出せない。
今ヨーロッパを旅し、いくら不安定な生活でも日々英語を使い、変な人含め色々な人と出会い、自分を広げ、誰も経験できないようなことをここに綴ることができる喜び。

日本にいたらこんな喜び感じられないんだよ。
多くの人にとってそんな喜び以上に楽しいことがあることは知っている。でも私は彼らの喜びに興味を持てなかった。
サウナ、温泉、好きだけど、オタクと思えるほどの情熱を持てない。
私はイギリスオタクでここで情熱を傾けて生きていけるのだから、日本だったらもっと稼げたのかななんて思わなくていい。

もうこの思考回路禁止。

10年後には売れっ子作家かもしれないじゃない。
今の彼と結婚して玉の輿かもしれないじゃない。
いや、私の魂がそれを許さないから、きっと書くことは続けて、せめて自立していくほどのお金は貯めていくのだ。

私にはそれができる。I know that.

そして万が一ダメだとしても、それは宇宙が私にそれを望んだということだから、受け入れるし、死ねばいいだけの話だよね。
あれ?違うか。覚悟が怖いほどになったね。この辺りでやめておきます。