途上国の支援をしたい、国連で働きたいと思って大学院進学をした私。
しかし、途上国で働きたいわけではないことに気づいてしまった。
恥ずかしながら、自信とモチベーションが十分にないのだと思う。
まず、英語が第一言語でない国で生きていくのは大変。
その国のコミュニティで本当に仲良くなるには現地の言葉習得は大事。
あと、英語だとしても、アフリカやインドの訛りは強いと、クラスメイトと話してわかった。
英語でコミュニケーションして、恵まれない子どものために働きたいという軸を持っていた。
その軸に合う、ユニセフで働きたい!という気持ちで開発学を学んだ。
でも、ストレスの多い勉強漬け生活を終えた今、目標は自分を大事に生きることに変わった。
自分の恵まれていることに感謝して生きているだけで誰かを救うことにはならないのだろうか？
自分の大好きなことをして、私のできる範囲で、周りの人を少しでも救うことができれば、それで十分ではないか。
必ずしも途上国のために働かなくても、良いのだ。
暖かい家庭をもって、たった1人、その子のために愛情を注ぐのも私らしい。
数年後数十年後に変わりうるが、今の私の心は、途上国支援から離れてしまった。
