ロンドンの日常

ロンドン在住の私が、日常で役立つ情報、happyになれる考え方をシェアしていけたらと思います。

出る杭は打たれる社会への違和感

タイ出身の友達が、タイは全てがCompetitive、競争的だと言った。
いつも誰かに見られていて、持っているもの全てjudgeされていると感じるそう(意外!)

それに対して、イギリスは誰も気にしないから生きやすい。
relaxingで、本来の自分になれるのはイギリスだと彼女はいう。
タイの友人の言葉で、日本でもいつも誰かにjudgeされている感じがしていたことを思い出した。
Competitiveなのはアジア共通かもしれない。
学歴社会、競争社会。
さらに、世間や誰かが決めた正解に合わせようとする人が多い。
出る杭は打たれる、村社会の文化が残っている。
だから、出る杭にならないように、努力していないふり、真面目じゃないふりをしてきた。
私が必要以上に人に合わせていたと言われればそれまでだが、ありもしない「普通」に合わせて振る舞うことが暗黙の了解になっていた。
嫌われたくないから本音で話さず、人に合わせて無難な言葉を選ぶ。


本心を隠して生きてきたが、イギリスでは全て解放して、本来の自分でいられる。
自分の学んでいることを嬉々として話す人が多いイギリスが心地いい。

日本を出なければ疑問に思わず受け入れていたこと。変えたいなんて思わなかっただろうが、
イギリスで他の価値観を知ってしまったが故に、日本が窮屈に感じた。当時の価値観に自由自在に戻れるわけではないのだ。
帰国する度窮屈さを思い出すのだから、アイデンティティクライシスとも言える。