大変な時は、広い視点で捉えて今どの位置にあるのか考えることをおすすめする。
私は大学院にきた当初、勉強のために監獄されているような環境に思えていました。後悔しない方法を知りたいな、と呟いた際に、友人が何気なく言ってくれた言葉。
「よくも悪くも一年だけだから修行の一年だと思えばいい。
それで後から振り返ったらいい一年だったと思うかもしれない。」
眼から鱗でした。いえ、正確に言えば、頭では知っていた。
でも自分に必死なあまりに見失っていた達観する力を、思い出させてくれる言葉だった。
私は、今が全て、という考え方になってしまう癖がある。
それはこの瞬間を大事にする生き方にもつながっているので、悪い面だけではありません。
でも辛い時期は、人生の中で今はどういう時期なのか、と大きな視点を持って俯瞰することが大事だと気づきました。
私は後悔の念に悩むことの多い未熟者ですが、せっかくの一年を後悔して過ごしたら、それに対してまた後悔してしまいかねません。
広い視点で見たら、実は今は勉強に集中できる恵まれた環境にいると思えた。