飲み会にて仕事の辛いことについての会話になった時のこと。
ある上司が、自分は辛いことはなかった、ずっと楽しんで仕事をしてきた、と言った。
その上司は会議での発言がいつも的を得ていて、仕事が早いし色々なことに気が付く、仕事のできる方だった。
その方に仕事を楽しむ秘訣を尋ねると、何事も6割でやること、とのこと。
そのほうが余裕が持てるから。
やらないといけないけど嫌い、苦手な分野は、最低限すべきことをする。
残り4割で、仕事に自分の好きな要素を入れる。
その上司は自分のクリエイティブな要素を仕事に散りばめているらしい。
だから個性が光って目立つし、仕事もできる人に映るのかも。
逆に苦手な分野を頑張っても、人並みにできる程度の成果。
これはstrength finderの考え方とも通じます。
常に全力投球で頑張った結果、体調を崩してしまう人も見てきたが、体調管理も仕事のうち。また、肩の力が入りすぎて自分らしくいられない、ということもある。
特に大変な状況にいる場合、頑張っても空回りすることもあるし、
慣れない環境では、頑張りどころをうまく掴めないで、効率の悪い努力をしてしまうこともある(私のことだ笑)。6割で大丈夫、と自分に言い聞かせて少しずつ努力するのは、長期的に見て理に適っているのではないでしょうか。